2015年ツール・ド・スイス、6月16日の第4ステージはフリムス~シュバルルツェンバッハ間の193.2km。オーストラリアのマイケル・マシューズ(オリカ・グリーンエッジ)が上りスプリントを制して、ツール・ド・スイス自身初のステージ優勝を挙げた。
この日はアップダウンの多いコース。スタート直後、トーマス・デヘント(ロット・スーダル)ら5選手がアタック。しかし、メイン集団ではオリカ・グリーンエッジがハイペースをキープし、残り50kmで早くも吸収する。
その後もオリカ・グリーンエッジは集団のペースを緩めず、ピュアスプリンターのマーク・カベンディッシュ(エティックス・クイックステップ)、アレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)らは上りで遅れてしまう。
残り10kmを切ってからアレクセイ・ルチェンコ(アスタナ)、セルジオ・エナオ(スカイ)らがアタックをしかけるが、オリカ・グリーンエッジ、ティンコフ・サクソが集団をまとめてスプリント勝負に。
ラスト300mで前日優勝のペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)が仕掛けるが、ゴール前でマシューズがかわし、チームメイトの奮闘にこたえた。2位はサガン、3位はグレッグ・バンアーベルマート(BMCレーシング)。
総合争いはトム・ドゥムラン(ジャイアント・アルペシン)とサガンがボーナスタイムを取り合ったが、ドゥムランが同タイムでイエロージャージを守っている。
《》
page top