2015年ツール・ド・スイス、6月13日のプロローグはリッシュ・ロートクロイツでの5.1kmの個人タイムトライアル（TT）。オランダのトム・ドゥムラン（ジャイアント・アルペシン）が最速タイムで優勝し、総合首位にも立った。
この日は、前半は緩やかな起伏があり、後半はわずかな下り坂となる高速コースで、追い風によりさらにペースが上がった。
ドゥムランは平均約54km/hのスピードで5分41秒を叩き出し、ステージ優勝をつかんだ。地元スイスの英雄ファビアン・カンチェラーラ（トレック）が2秒差の2位、マティアス・ブランドル（IAM）が4秒差の3位に続いた。
オランダTT王者のドゥムランにとって、これが今季2勝目となった。
「この勝利はとてもうれしい。シエラネバダ（スペイン）での高地合宿から帰って来てから、脚がどういうパフォーマンスをするかはつねに疑問なんだ。でも、すばらしい結果になって最高の気分だ」
「プロローグ中は絶好調ではなかったけど、かなり速かったようで勝つには十分だった。僕は上りでは全開で、下りでは空力ポジションを利用した。今はイエロージャージを着ている。強力なチームとともに、できるだけ長く守れるように頑張るよ」
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