2015年ツール・ド・スイス、6月14日の第2ステージはリッシュ・ロートクロイツをスタート・ゴール地点とする161.6km。クロアチアのクリスチャン・デュラセク(ランプレ・メリダ)がゴール前で最後のアタックを決め、ワールドツアー初勝利を挙げた。
20km地点で4人の逃げが形成され、その後2人が脱落してキャメロン・メイヤー(オリカ・グリーンエッジ)とルカ・ピベルニク(ランプレ・メリダ)がラスト15kmまで逃げ続けた。
そして、この日最後の上り区間ではヤコブ・フグルサング(アスタナ)が加速し、集団の人数を絞り込む。最終的に先頭はリーダージャージのトム・ドゥムラン(ジャイアント・アルペシン)、デュラセクらを含むわずか9人となった。
ゴール前では先頭9人が互いにお見合いする中、ラスト600mでデュラセクがアタック。後続に4秒差をつけてステージ優勝をつかみとった。2位はダニエル・モレノ(カチューシャ)、3位はジュリアン・アレドンド(トレック)だった。ドゥムランは4秒差の9位に入り、総合首位を守っている。
デュラセクは、「ツアー・オブ・ターキーでの総合優勝の後、最高の形でいいシーズンが続いている。ハッピーだし、誇りに思うよ。ピベルニクが逃げに入ったので、僕をサポートするチームメイトはエネルギーを温存できた。先頭集団の中で僕が最速じゃないのはわかっていた。だから、最後のアタックが僕に勝利をもたらしたんだ」と喜んでいた。
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