ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスの連続制覇"ダブルツール"を狙うスペインのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)。6月18日~6月21日に開催するフランスのステージレース、ルート・デュ・スッドに参戦する。
コンタドールは5月31日にジロを制覇して以来、積極的休養に取り組んでおり、ツール前最後の調整レースに挑む。
「肉体的、筋肉的にまだジロの疲れを感じている。僕は回復に集中し、体を活性化する特別なトレーニングは3日間しかやらなかった。(ルート・デュ・スッドでは)自分の調子がどうなるかはわからない。僕は休息と栄養の両方であらゆる細部に気を配ってきた」
「ルート・デュ・スッドでレースするのを楽しみにしている。脚にスピードをもたらし、再び活動的になるからね。もちろん、調子が上がるのに少し時間がかかるだろう。でも、いい基礎があるから、レースモードでいいトレーニングを行うのが可能だろう」
「(ダブルツールは)まだぼんやりとだけど、自分にとって新しい経験でモチベーションもある。肉体的には朝起きたときに脚は痛いし、筋肉の疲れも感じる。でも、それは普通のことだ。もし簡単なら、これほどのモチベーションは湧かない。トップコンディションで開幕を迎えられることを願うよ」
「(ジロ後はスペインの故郷)ピントで友人や家族と勝利をお祝いした後、ルガーノ(スイスの自宅)からリビーニョへ行った。ひとりで集中したんだ。ガビアやステルビオなどの峠がすぐ近くで、標高1800mの平坦な地形でもトレーニングできる。レース復帰の準備によかったよ。今回はリラックスして臨むけどね」
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