【ツール・ド・フランス15】コンタドールが下りで落車…大幅タイムロス | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス15】コンタドールが下りで落車…大幅タイムロス

スポーツ 短信
アルベルト・コンタドール(2015年7月22日)
  • アルベルト・コンタドール(2015年7月22日)
  • アルベルト・コンタドール(2015年7月22日)
  • ティンコフ・サクソの2015年ツール用迷彩ジャージを着るアルベルト・コンタドール
2015年ツール・ド・フランス、7月22日の第17ステージ、ダブルツール制覇に向けてアルプスでの反撃を狙っていたスペインのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)だが、アロス峠の下りで落車。2度のバイク交換を強いられ、ライバルから2分14秒遅れてゴールした。

この日、ペーター・サガン、ラファル・マイカ、マイケル・ロジャースのチームメイト3人を先行させ、アシストさせる作戦を採用したコンタドールだが、アロス峠の下り、荒れた路面のコーナーで前輪が穴にはまり、高速で落車した。

右半身に擦過傷を負ったコンタドールは、サガンのバイクを借りてレース復帰し、この峠を下り切った。その後、自分のスペアバイクに乗り換えてゴールを目指した。

さらに不運は続き、まだ前方に残っていたマイカには無線のトラブルでコンタドールの落車の情報が入らず、タイム挽回のためのアシストができなかった。

この結果、コンタドールの総合順位は5位のままだが、マイヨジョーヌのクリストファー・フルーム(スカイ)とのタイム差は6分40秒と開き、逆転はさらに難しくなった。コンタドールは無念そうにレースを振り返った。

「ホイールが滑って、落車した。僕のバイクを修理しようとしたけど、うまくいかなくて、ペーターのバイクに乗った。できる限り頑張って下ったけど、次の上りのふもとで自分のバイクに交換することになった。自転車はこういうものだよ。うまくいくときもあれば、そうでないこともある。でも今、一番重要なのは回復だ」
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