フランスの2015年クリテリウム・デュ・ドーフィネで、エリトリアのダニエル・テクレハイマノ(MTNクベカ)が山岳賞ジャージを獲得した。南アフリカのMTNクベカにとって、ワールドツアーレースのジャージを獲得するのはチーム初の快挙となった。
すでに第7ステージまでに十分なポイント差を築いていたテクレハイマノは、最終第8ステージも無事に完走し、山岳賞ジャージを確定した。
今年、アフリカチームとして史上初めてツール・ド・フランス出場が決まっているMTNクベカ。このドーフィネでは、テクレハイマノ以外にもルイス・メインチェス、エドバルド・ボアッソンハーゲン、スティーブン・カミングスなど多くの選手が見せ場を作り、ツールに向けて期待を持たせた。
ツールのメンバー候補にも選ばれているテクレハイマノは、ジャージ獲得を満足そうに振り返った。
「山岳賞ジャージを獲得できてとてもうれしい。僕にとって特別な結果だ。夢のようだよ。チームのためにも、このジャージを獲れてよかった。みんなにとっても大きな意味があるからね。僕はエリトリアや世界中の多くの人から大きな応援やすばらしい言葉を受け取った」
「チームに感謝しているし、このジャージを獲得したことでクベカ・チャリティーと自転車5000台キャンペーンのプロモーションに役立ててうれしい。高いモチベーションを持ってツール・ド・フランスでレースできるよ」
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