フランスの2015年クリテリウム・デュ・ドーフィネ、6月12日の第6ステージ、ポルトガルのルイ・コスタ(ランプレ・メリダ)はゴール手前でビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)をとらえ、ドーフィネ初勝利を挙げた。
2013年ロード世界王者のコスタは昨年までツール・ド・スイスを総合3連覇していたが、今年はドーフィネを走ることを選択。そして、この勝利が昨年のスイス最終ステージ以来約1年ぶりの勝利となった。
「今日のステージが難しいのはわかっていた。でも、雨が降るのも、寒くなるのも知らなかった。スタートから高速で、決してスローダウンしなかった。何度か集団はバラバラになった。僕たちは下りでスピードを出して差を開き、それから全開で走った。ゴールラインまで全開だったと思うよ」
「最後の上りは厳しかった。勾配よりも今日の僕たちのスピードのせいだね。ニーバリは残り2kmでアタックした。僕は自分のペースを守り、残り少ない力をコントロールした。勝利は決してあきらめなかったけど、ラスト300mになってようやく、それ以前は確かになかったけど、勝利の可能性が見えた」
「普段、僕はツール・ド・スイスを走っているけど、チームとの話し合いで、ツール・ド・フランス開幕で疲れを残さないためにドーフィネを走る方がいいと判断した。昨日はベストじゃなかったけど、今日はよくなった。バルベルデやニーバリのようなトップ選手と一緒に飛び出したのは大きいね!」
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