【小さな山旅】山と温泉と食事…熊野山(3) | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【小さな山旅】山と温泉と食事…熊野山(3)

オピニオン コラム
三太の湯のシンボル・三太の像。勇ましい姿で、湯治客を出迎える。
  • 三太の湯のシンボル・三太の像。勇ましい姿で、湯治客を出迎える。
  • 下山後~下小川駅へ向かう途中。大きな橋の下を歩く。橋を下から見上げるのも、また一興。
  • 久慈川のある風景は、奥久慈の醍醐味。
  • この日は登らなかったが、下小川駅からは盛金富士に登るコースもある。
  • 三太の伝説。
  • ベンチが一反木綿!
  • ぬりかべの姿も!
  • やまがた すこやかランド 三太の湯茨城県常陸大宮市諸沢5071 休館日:水曜日
奥久慈。茨城県と福島県の県境付近の久慈川に沿った地域が、そのように呼ばれている。

奥久慈地方は、奥久慈しゃも、鮎料理、奥久慈そばなど「食」の魅力にあふれているほか、八溝山地や久慈山地の山々、久慈川など、「自然」の魅力が満載の地域だ。奥久慈の「自然」の魅力の中でも、ひときわ魅力的な存在が温泉である。

奥久慈温泉郷の楽しみ方。奥久慈の山々を登ってぐったりと疲れたところで、ひっそりとした山村風景を眺めながら、ゆったりと温泉につかる。そして、がっつりと奥久慈の郷土料理を食べる。これに限る。

この奥久慈の山と温泉と食事の見事なコラボレーションの素晴らしさに気付いたのは、山の師匠とともに奥久慈の山々を登っていた頃だ。山の師匠は、奥久慈の山が好きで、奥久慈の温泉をこよなく愛していた。だから山に登ったあとに、温泉につかる。そして、郷土料理に舌鼓を打つ。これが、山の師匠と筆者の定番の山旅コースであった。

ここ最近は、温泉に行ったり食事をしたりする時間が取れず山に登るだけであったので、どこかしっくりとこない感じがしていた。山と食と温泉は、筆者にとって切っても切れない関係になっていた。

【山と温泉と食事…熊野山(3) 続く】
《久米成佳》

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