■日焼け対策に紫外線カットのウエア
日焼け止めクリームを塗ればいいのかもしれないが、長時間の運動時は汗で流れ落ちてしまったり、皮膚に塗ることそのものが不快だったり、皮膚にダメージを与えることもあるようだ。これに対して紫外線カットのウエアは着用すればそれだけでいい。夏用のロングスリーブジャージやアームカバー、フルフィンガーグローブなどが定番だが、今季は男性用レッグカバーや長ソデアンダーなどの新商品も登場した。ちなみに長ソデのアンダーウエアは野球選手のように半ソデジャージの中に着込むというスタイルだ。
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また長時間のサイクリングには皮膚が痛くなりにくいシームレス加工の縫製をしたものが有効。接着などで生地をつなぎ合わせることで縫い目の凹凸がなくなるので、ストレスを低減できるという。ソデとスソの部分がバンドになっているウエアが最近のトレンドで、プロチームジャージもことごとくそんなスタイルになってきているが、耐久性は落ちるようで、現状では1年限りの使い捨てだという。
ジャージーの価格帯としては1万円から2万円ほど。車のドライバーの視認性を高めるために派手な色使いをしたものが多い。ワキに縦にラインが入るデザインは体のシルエットをスッキリと見せるためだ。