【山口和幸の茶輪記】そうだ、手ぶらで京都に行ってサイクリングしよう! | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【山口和幸の茶輪記】そうだ、手ぶらで京都に行ってサイクリングしよう!

オピニオン コラム
【山口和幸の茶輪記】そうだ、手ぶらで京都に行ってサイクリングしよう!
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春になったら京都でサイクリングだ。しかも輪行なんてやらず、ヘルメットも持たず。手ぶらで新幹線に乗って、京都駅から歩いて5分のサイクルターミナルで自転車を借りて、古都のいいところだけをめぐってみる。しかもガイド付きというのがポイント。

■ガイド付きサイクリングツアーを利用してみよう

「ガイド付きサイクリングツアー」というのは利用価値が高い。自転車やヘルメットを用意してくれるのならレンタル自転車でこと足りるが、オススメの観光地や地元の人しか知らない路地裏まで案内してくれるのがメリットだ。どんなガイドブックよりも地元のサイクリストにはかなわないからである。





京都でガイド付きサイクリングツアーを催行する「京都サイクリングプロジェクト」は、定番コースもあるが、家族や友だちといった申し込み単位でプライベートツアーを設定してくれる。料金はたとえばグループ4人の場合、3時間ほどの京都めぐりで1人6500円。1日コースは1人9000円。限度はあるものの、基本的には人数が増えるごとに割安になる。ターミナルは6カ所にあり、たとえば京都駅で自転車を借りて金閣寺で返すこともできる。琵琶湖や奈良などのオーダーツアーも対応可。

半日あれば東本願寺、松原橋、宮川町、祇園、建仁寺、六波羅、八坂の塔、石塀小路、円山公園、知恩院、白川、鴨川、京都御所を回れるのだが、その移動時も京町家と呼ばれる独特の町並みを縫うように案内してくれる。職住一体の住宅環境であること、燐家と接していることから火事が起きると延焼することが常であるため、玄関前に必ず赤いバケツに水をためて備えていることなど、ガイドブックを読まなければ知り得ない事情も聞かせてくれる。

■とっておきなところを案内してくれる

観光ポイントをストレスなく自転車で回れる。その道中も京都らしい風情を楽しめ、それがどんなわけがあるのかを教えてくれる。観光ガイドは京の都にゴマンといるが、一緒に自転車に乗ってくれるサイクリングガイドはホントに頼れる存在だ。





サイクリング途中のランチもお願いしておけば、とっておきなところを探して案内してくれる。ボクが訪ねたときは知恩院近く、川沿いの柳がみごとな白川を窓辺に臨みながらくつろげる京料理の小さなお店で、ランチは1000円だった。

京都観光のイメージから言えば、金閣寺、清水寺、二条城などは外せないが、自転車で京都を散策するならばこうした趣のあるコースがいいよね。
《山口和幸》

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