【小さな山旅】家から一番近い山…朝房山(1) | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【小さな山旅】家から一番近い山…朝房山(1)

オピニオン コラム
筆者の家から一番近い山、「朝房山」。
  • 筆者の家から一番近い山、「朝房山」。
  • スタート地点は、県道52号沿いの写真の地点。水戸市森林公園や温泉施設・ホロルの湯のすぐ近く。
  • 車を停めて、奥に歩いていくとこの分岐がある。看板が見当たらないが、よく探してみると…。
  • 木陰に朝房山の看板を発見。分岐を向かって左(チェーンがはってる方)に進む。
  • しばらくは幅広の砂利道を歩く。落葉樹が多い。
  • 更に進むと、杉林の道になる。
  • 分岐。カーブミラーが目印。一応道しるべみたいなものもあるが、あてにならない。向かって右の山道の方へ進む。
  • ここから先は、登山道らしい道になる。ゆるやかなアップダウン。走って登るのも苦じゃない。
家の近くに海があれば、どこまでも続く水平線を、窓越しから眺めることができる。

家の近くに川があれば、川のせせらぎがBGMになる。家の近くに高い山があれば、その圧倒的な自然美を常に背負って生活することになる。

では、家の近くに低山があれば。山菜採りや野鳥の声を楽しみながら生活できる? きっと、そのようにしようと思えば、そのようになるのだろう。

どれもこれもに一致することだが、家の近くに何があろうが、自分の生活に関わりがなければまったく意味をなさない。これは、自然に関するものだけでなく、都市的な機能についても同じだ。

電車に乗らないのに、駅が近くにあってもさほど意味をなさない。バスに乗らないのに、バス停が近くにあっても、邪魔なだけだろう。大型商業施設が近くにあったとしても、利用しなければあまり意味がない。返って混雑してしまい、鬱陶しいだけである。

だが、それらが日常生活において利用頻度の高いものならば、当然別である。そう、筆者にとっては、低山が近くにあるならば、取材が楽になる。

例えば、忙しくて取材に行く(山に登る)機会がない日々が続いたとする。取材に行きたい(山に登りたい)が、時間がない。そういう時、近くに山があればいいなぁと思う。

【家から一番近い山…朝房山(1) 続く】
《久米成佳》

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