スペインのワンデーレース、2015年ラ・リオハ一周が4月5日にログローニョをスタート&ゴール地点とする166.3kmで開催。オーストラリアのスプリンター、20歳のカレブ・ユワン(オリカ・グリーンエッジ)がヨーロッパでプロ初勝利を挙げた。
序盤は8人の選手が逃げ、オリカ・グリーンエッジはミカエル・アルバジーニ、クリスチャン・メイヤーらを送り込む。この逃げがラスト40kmで捕まると、アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)がアタックし、残り20kmで35秒のリードを築く。
しかし、ラスト5kmを切ったところでバルベルデは捕まり、最後は集団スプリントに。オリカ・グリーンエッジがユワン、ダリル・インペイのワンツーフィニッシュを飾った。3位はアンドレア・パリーニ(スカイダイブ・ドバイ)。
オーストラリア人と韓国人のハーフ、ユワンにとってこれが地元オーストラリア、アジアのツール・ド・ランカウィに続く3大陸目での勝利となった。さらにオリカ・グリーンエッジにとっては、2014年のマイケル・マシューズに続きこのレース2連覇を達成した。
ユワンは、この日が復帰戦となったサイモン・ゲランスを始め、豪華なチームメイトのアシストを受けたことに感謝した。
「もちろん、僕にとって大きな自信の後押しとなった。チームの走りはすばらしかった。夢じゃないかとほっぺたをつねってみるよ。モニュメントで優勝した選手、ツール・ド・フランスでマイヨジョーヌを着たり、ステージ優勝した選手がみんな自分のために働いてくれたんだ」
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