世界陸上北京大会は8月26日、男子200メートル準決勝を行った。予選2組に登場したサニブラウン・ハキームは20秒47で5着、決勝進出はならなかった。
同じ組には予選でも一緒に走ったジャスティン・ガトリンがいた。金メダルを狙うガトリンは、全体トップの19秒87で決勝進出を決めた。すぐ近くで19秒台の走りを体感したサニブラウンはレース後、「良い経験ですね。次のリオにもつながる良い試合にできた」と1年後の大舞台に向け、さらなる成長を誓った。
「後半が綺麗に伸びてくる。そこが全然違うと思った。予選の走りも悪くなくタイムもついてきた。準決勝はへばってタイムは良くなかったが、この舞台を経験できたことが今回の収穫」
ほかの出場選手より一回りも二回りも身体の線が細いサニブラウン。これから身体が成長し、短距離に必要な筋力がついてくるとタイムはさらに伸びそうだ。
2016年のリオ、そして2020年東京での活躍に期待したい。
《岩藤健》
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