■ワールドカップへの道
---:企業に対しては、できることを提供しつつ、自分の夢も語らないといけない。
小島:所属するスキー連盟は愛媛県のスキー連盟なんですが、その愛媛県のスキー連盟から、クロスカントリースキー競技ではまだ全然強い選手が出ていないんですよ。
やっぱり名前を背負ってしっかり全国、世界で戦えるような選手になるということで、自分の活動目標については説明させていただいたんです。愛媛県はスノーボードは強くて、スキー自体もその活動は盛んなんですが、クロスカントリースキー部門は難しい状況なんですよね。このローラースキー競技というものでも、ジュニアの選手がたくさんいるのですが、指導者がまったくいない現状があったので。
---:今目指してるタイトルなどは?
小島:このローラースキー競技では、やっぱり日本選手権でしっかりすべてのレースで優勝するということも基本にしています。加えて、ワールドカップに参戦するためには、実力と資金力がないと厳しい。ですので、このローラースキーを通して、やはりずっと勝ち続けて知名度を上げて、自分自身の競技する環境を獲得しながら世界に挑戦するというような活動をしていきたいんですが。
---:ワールドカップに参加するためには、どういう手順が必要に?
小島:そうですね。まず国際レースに参加するための許可を取らなくてはいけないんですが、それ以前にもその遠征する資金ですよね。海外、ヨーロッパなので、何カ月間もヨーロッパにいるっていうことはそれなりの資金がすごい必要になってきますし。
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《大日方航》