■公務員を辞め、夢を追う。
---:知名度があまり高くないという点で、苦労は。
小島:まずスポンサーを集めるとき、競技自体がまったく知られていないということで、競技の説明をかなりしなくてはいけないんですよね。そこはやはり本格的にプロとして活動していく上では、苦労している点ではありますね。
2012年から2年間は公務員として活動していましたが、競技に全力で打ち込みたいという思いを捨てきれず、2014年3月で公務員を辞め、スキー活動に励んでいます。
---:どういった気持ちがあって、本格的に一本で、という決心をしたのでしょうか。
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小島:僕も川内優輝さん、公務員ランナーの方と接点があるんですが、そんな形でできればなと思っていて。大学を卒業して公務員スキーヤーとしてやったんですが、やはりスキー競技の場合は練習時間がシビアに結果に関係してくるので、競技成績に全然つながらなかったんです。
で、自分自身でもやっぱり全力で100パーセント打ち込めていないというところがずっと気にかかっていたので、決心をしました。
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