ホームにパリ・サンジェルマン(PSG)を迎えて行われた、欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ。試合は引き分けたものの土壇場でアウェーゴールを決められ、チェルシーは合計スコアで敗退した。
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は敗因について、ホームで勝利を期待する観客の目、ズラタン・イブラヒモビッチの退場で数的優位に立ったことのプレッシャーを挙げた。
「ホームで1人多いというプレッシャーに堪えられなかった。(アウェーゴールの)リードを守ることに観客が満足せず、勝利を望まれるというプレッシャーに堪えることができなかった。PSGは4人のラインを2つ作り、前線にカバーニを置いてロングボールとカウンターを狙いつつ、FKやCKや我々のミスを待っていた。メンタル面で彼らに失うものはなかった」
最後は「PSGはいいチームで経験も豊富だった。突破にふさわしいチームだったと思う。この結果は妥当だ」と、相手を称えたモウリーニョ監督。「今は冷静に状況を分析すべきときだ」すぐに始まるプレミアリーグの試合へ頭を切り換えていた。
《岩藤健》
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