現地21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節、マラガが敵地で2位バルセロナを1-0で破った。首位レアル・マドリードが勝ったため、両者の勝ち点は4差となった。
試合は前半7分、バルセロナのダニエウ・アウベスが敵陣から蹴り込まれたロングボールをキーパーへバックパス、しかしキックが弱くボールはディフェンスラインとキーパーの間にできた中途半端なスペースを転がった。そこへマラガのファンミが一直線に走り込み、落ち着いてゴールを決め先制。
首位レアル・マドリードと勝ち点1差まで詰めてきたバルセロナ。優勝へ向け負けられないと、必死の反撃を試みるもマラガが最後まで集中力を切らさずメッシ、ネイマールを封じ込めた。
マラガを率いるハビ・グラシア監督は「今日は大きな勝ち点3を手に入れた」と、大満足で会見に臨んだ。
「グラシア監督:バルセロナを倒すには、いくつかの物事を正しくセットする必要がある。相手の質に対して守備面の働きを最高にする必要があるんだ。もちろん勝つためにはチャンスをものにしなければならない。こちらのチャンスはカウンターアタックでボールを早く動かすことから生まれた。この勝利は相当なハードワークと90分通しての継続性が結実したものだ」
数少ないチャンスを確実に活かしたマラガが貴重な勝ち点3を獲得した。
《岩藤健》
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