UAEに敗れ準々決勝敗退が決まった日本代表。本田圭佑ら欧州組はシーズン中のチームに合流するため、一足早くオーストラリアを発った。
6人目のキッカーとして登場しPKを外した香川真司は、目前に迫ったW杯予選に向け気持ちを切り替えていきたいと語った。
「目に見える結果を残すための努力をしっかりとして、そこで証明するしかないと思っている。そのために何ができるかを考えたい」
――精神面でのダメージは?
「もちろんこういう負け方は悔しいし、精神的にも堪えるけど、時間は待ってくれない。また新たな戦いがすぐに始まるから、嫌でも切り替えていかないといけない。しっかりと次の試合までに切り替えていきたい」
試合後は何度も謝罪の言葉を口にした香川。まだ忘れることはできないが、所属するドルトムントは現在、ブンデスリーガで降格争いの真っ最中。悲しみに暮れている暇はない。
《岩藤健》
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