東京大卒レーサーの西薗良太が、古巣のブリヂストンアンカー・サイクリングチームから現役復帰することが12月19日に発表された。
西薗は、鹿児島県出身の27歳。地元の高校を卒業後、東京大に進学し、2009年にはインカレで個人ロードレースと個人タイムトライアルの学生二冠に輝く。
2011年の大学卒業後はプロに転向し、シマノレーシング、ブリヂストンアンカー、チャンピオンシステムで活躍。2012年には全日本選手権個人タイムトライアルで優勝するなど、輝かしい実績を残したが、2013年に26歳の若さで現役引退。2014年はアマチュアとして実業団レースに参戦していた。
西薗はこの日、伊豆ベロドロームで行われたブリヂストンアンカーのTTバイク「RT9」の実験に参加。現役復帰について「2回目のネオプロじゃないですけど、もう一度世界に対して戦いたい気持ちが出てきました。2015年は(清水)都貴さんが去ったとは言え、アンカーは強い選手が集まっていると思うので、勝利を目指して頑張っていきたい」と抱負を語った。
※伊豆ベロドロームより、特別な許可をもらって走行・撮影
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