ブリヂストンサイクルが2020年東京五輪・パラリンピックでのメダル獲得を目指してチームとサポート選手の体制を発表した。国際オリンピック委員会(IOC)の最高位スポンサー、2020年東京五輪・パラリンピックのゴールドパートナーであるブリヂストンのグループ企業。
自転車競技ではブリヂストンアンカーサイクリングチームを強化。ロード、MTB、トラックの3グループでこれまで通りに活動していく。日本自転車競技連盟の強化指定選手に多くを送り込むこと、若手有望選手の発掘育成を掲げる。
トライアスリートとして2016年の世界ランキング3位、リオ五輪に日本代表として出場した上田藍にはロードバイクをサポート。
パラリンピックを目指すアスリートには、石井雅史をはじめとする日本を代表する選手をサポートしていく。パラリンピック陸上・走り幅跳びで活躍してきた谷真海(旧姓佐藤)が出産を機にトライアスロンに転向したことで、自転車パートの機材を供給することになった。
機材面では「推進力最大化解析技術」を取り入れ、アスリートの力を最大限推進力に変えることのできる技術開発を進めていく。
ブリヂストン福社長、ブリヂストンサイクルの西山麻比古会長は「最高の品質で社会に貢献をかかげるブリヂストングループ。チームブリヂストンとして自転車チームやトライアスロン選手、パラリンピアをサポートしていきたい」と語った。
ブリヂストンサイクルの関口匡一社長は「五輪・パラリンピックは見るものというイメージだったが、リオ五輪を見て大変感動し、挑戦する人たちを支援するという考えに私自身が大きく変わっていった」と選手らへのサポートを約束した。
《山口和幸》
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