【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】雨の山頂ゴールをランプレのアナコナが制す。総合リーダーはキンタナに | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】雨の山頂ゴールをランプレのアナコナが制す。総合リーダーはキンタナに

スペイン全土を舞台に3週間かけて行われるステージレース、第69回ブエルタ・ア・エスパーニャ。

スポーツ 短信
総合争いをする選手たち(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第9ステージ)
  • 総合争いをする選手たち(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第9ステージ)
  • ユンゲルスとアナコナ、モレーノ(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第9ステージ)
  • アナコナとモレーノ(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第9ステージ)
  • プロ初勝利を挙げたアナコナ(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第9ステージ)
  • 最後までアシストを残していたカチューシャ(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第9ステージ)
  • 総合争い勢からアタックをするコンタドール(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第9ステージ)
  • コンタドールは総合2位に浮上(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第9ステージ)
  • キンタナが総合首位に(ブエルタ・ア・エスパーニャ14第9ステージ)
スペイン全土を舞台に3週間かけて行われるステージレース、第69回ブエルタ・ア・エスパーニャ。

第9ステージがカルボレナスデグアダサオンからアラモンバルデリナレスまでの185kmで行われ、逃げ集団に乗っていたコロンビアのウイネル・アナコナ(ランプレ・メリダ)が最後の上りで単独アタックを決めて優勝。プロ初勝利を挙げた。

カテゴリー3級と2級の山岳ポイントを越え、最後は1級山頂ゴールとなったこの日。翌日に休息日を控えたこともあり、スタート直後からアタック合戦が繰り広げられた。1時間ほどで19チーム、31人の大所帯となる逃げ集団が形勢された。ここにキャノンデール、エフデジュポワンエルエル、ティンコフ・サクソの選手たちは加わることができなかった。

その31人の中で、総合リーダーのアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)と最も総合タイム差の少ない選手がアナコナだった。バルベルデから2分50秒遅れの総合21位。次いで10分13秒遅れの総合45位ライダー・ヘシェダル(ガーミン・シャープ)がいた。

レース開始から3時間で逃げ集団と後続の差は8分前後まで広がり、アナコナはバーチャルリーダーとして逃げ続けた。総合上位を狙うアナコナは積極的な走りを見せ、ゴールまで残り20km、2級山岳ポイントの上りでハビエル・モレーノ (モビスター)、ボブ・ユンゲルス(トレックファクトリーレーシング)と共に逃げ集団から抜け出すことに成功する。

レースは後半に入り天気予報通りの雨が降ってきた。最後の上りに入り、残り6kmでアナコナはアタックを仕掛けて山頂ゴールへ向けてひとり突き進んだ。そして強い雨が降りしきる中、最後まで力強い走りを見せたアナコナがプロ初勝利となる区間優勝をもぎ取った。区間2位に45秒差、後続の動き次第では総合リーダーの座も見えてくる大きな勝利だ。

アナコナが勝利を手にしたころ、後方では総合上位勢による駆け引きが行われていた。残り2kmで総合3位のアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)が集団から加速、ライバルたちを置き去りにする。一度は遅れたもののナイロ・キンタナ(モビスター)、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)たちもペースアップ。

これによりアナコナの総合リーダーは消えた。代わりに総合リーダーのマイヨロホを手にしたのはキンタナだ。チームメイトのバルベルデから受け継いだ。総合成績は3秒差で2位コンタドール、8秒差で3位バルベルデ、そして9秒差で4位アナコナになった。

アナコナは総合21位からのジャンプアップ。キンタナやリゴベルト・ウラン(オメガファルマ・クイックステップ)と同じコロンビア出身で、一昨年のブエルタは総合19位で完走している。また注目すべきコロンビア人が現れたと言えるだろう。

一方、総合争いから一歩後退してしまったのがクリストファー・フルーム(スカイ)。キンタナから23秒遅れでゴールし、総合5位とひとつ順位を下げた。総合タイムでは28秒の遅れだが得意の個人タイムトライアルで巻き返しができるか。

第9ステージ終了時点での総合成績は以下の通り。

1位 ナイロ・キンタナ(モビスター)
2位 アルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)+03’'
3位 アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)+08’’
4位 ウイネル・アナコナ(ランプレ・メリダ)+09’’
5位 クリストファー・フルーム(スカイ)+28''
6位 ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)+30''
7位 ファビオ・アール(アスタナ)+1' 06''
8位 ロベルト・ヘーシンク(ベルキン)+1' 19’'
9位 リゴベルト・ウラン(オメガファルマ・クイックステップ)+ 1' 26’'
10位 ワレン・バルギル (ジャイアント・シマノ)+ 1' 26’’

休息日明けの第10ステージは36.7kmの個人タイムトライアル。前半にカテゴリー3級の山岳ポイントがあるが、後半は下り基調のコースとなる。

大会は総距離およそ3240km、9月14日まで全21ステージで行われる。

《五味渕秀行》
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