ジャイアント・シマノのスプリンター、ルカ・メスゲツが負傷からの回復のために、8月7日の2014年ツール・ド・ポローニュ第5ステージは出走しないことを決断した。チームの公式サイトが伝えている。
メスゲツは第1ステージのゴールスプリントで激しく落車し、フェンスに激突。腕と脇腹を打撲した。それでも第2ステージ以降は出走し、第3ステージでは2位、第4ステージでは3位と健闘。しかし、チームとメスゲツ本人は完全な回復を期するため、レースを去ることを決断した。
ジャイアント・シマノのコーチ、アディ・エンヘルスは「スプリントで2度いい結果を出したが、第1ステージの落車からきちんと回復するためにルカは帰宅するべきだと決断した。今後数日は山岳ステージで、休める余地がほとんどない。彼の回復を見守って、来週のエネコツアーに出場できることを願っている」と、第5、第6ステージが山岳ステージとなることを理由に挙げた。
メスゲツは「スプリント中は痛みを忘れることができたけど、ここ数日のステージは腕と脇腹に痛みを感じていた。これで山岳を越えるのは難しいだろう」と語っている。
スロベニア人のメスゲツは、2014年ジロ・デ・イタリア第21ステージで優勝するなど、マルセル・キッテル、ジョン・デゲンコルブに続くチーム第3のスプリンターとして活躍している。
《》
page top