【MLB】6連勝マリナーズ、連夜のサヨナラ勝ちでアストロズ捉えた「同率首位浮上」　“24年ぶり地区優勝”へ望み繋ぐ

ア・リーグ西地区のマリナーズは12日（日本時間13日）、本拠地T-モバイルパークでのエンゼルス戦に7－6で勝利。6連勝でアストロズと並び、同率首位に浮上した。

■最後の優勝はイチローデビューの2001年

試合は2回裏、マリナーズがJ.P.クロフォード内野手とフリオ・ロドリゲス外野手の2本の適時打で4点を先制。投げては、先発のブライス・ミラー投手が5回2／3を6安打4失点。マイク・トラウト外野手に本塁打を浴びるなど苦戦したが、11奪三振で試合を作り後続へ託した。

その後、両チームとも好機を生かし切れず連夜の延長戦へ。同点の11回表、テイラー・ウォード外野手に適時打を浴びてエンゼルスに勝ち越しを許すも、その裏にクロフォードが適時打を放って同点。12回表には、再び適時打を浴びてリードを奪われた。

しかし、1点ビハインドの12回裏にマリナーズ打線が奮起。二塁走者のジョシュ・ネイラー内野手が盗塁、ホルヘ・ポランコ内野手の適時打で生還すると、無死満塁の好機を作り、新人のハリー・フォード捕手が値千金の犠飛を打ってサヨナラ勝利を決めた。

7－6で6連勝を飾ったマリナーズは、この日敗れたアストロズに並んでア・リーグ西地区の同率首位に浮上。イチロー氏がメジャーデビューした2001年以来となる、24年ぶりの地区優勝へ望みを繋いだ。