ユルゲン・クロップ政権2年目のシーズンが始まり約2ヶ月立ったリバプール。ここまでイングランド・プレミアリーグ第7節まで消化したが、勝ち点12の7位と波に乗り切れていない。
その原因をOBで元イングランド代表MFのジェイミー・レドナップ氏は、「守備に難を抱えている」と分析した。その言葉通り今季のリバプールは得点13に対して失点12。失点の多さは下位チームと比べたほうが早くワースト3位タイだ。
レドナップ氏はフィリペ・コウチーニョの移籍問題もあり、チームは思い描くようなスタートを切れなかったと難しさを語る。
「期待していたような形でシーズンを始めることはできなかった。コウチーニョが残るのか出て行くのか、監督やチームに関わる全員にとって難しい状況だった」
●コウチーニョを残留させたリバプール、OBからは評価の声も…
それでもまだ先は長いと挽回を期待するが、これ以上引き離されればそれも難しくなると言う。
「追いかけていかなければならないが、リバプールは守備面に問題が多い。だからこそその問題を解決するため、夏の移籍市場で6000万や7000万ポンドを使おうとしていた。DFの力が十分ではなかったからだ。それが大きな問題だ」
《岩藤健》
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