2009年の世界陸上100メートル走で9秒58の世界新記録を出し優勝したボルト。人類初の9秒5台を叩き出した。あれから8年が経った今年、ボルトは31歳になる。圧倒的な強さで王座を守り伝説を作り続けてきた稀代のスプリンターにもキャリアの終わりがやってきた。
「楽しみにしているのは確かだ。今季は僕の最後のシーズンだが大会を目指して取り組んでいて、そのことに集中している。最後だからといって難しくなることはないが、少し感情的になる。こういうスタジアムでの戦いは最後になるからだ」
7月21日に行われたダイヤモンドリーグ2017モナコ大会では、今季自己最高の9秒95で優勝したボルト。本番に向けて徐々に調子を上げてきている。
「とにかく大事なのは世界陸上という大きなショーに向けて準備することだ」
— Usain St. Leo Bolt (@usainbolt) 2017年7月22日