2017年8月に行われる世界陸上競技選手権大会を最後に、現役を引退するジャマイカのウサイン・ボルトが、改めて最後のシーズンへの想いを語った。
以前から2017年が最後のシーズンになると話してきたボルト。半年後の世界陸上に向けて調子はどうかと尋ねられ、「そんなに先のことは考えていない」と答えた。
「最後のシーズンだからね。あまり重圧は感じていない。すでに出場は決まっているのでトライアルを気にする必要もない。一歩ずつとらえているだけだ。1ヶ月ごとに考えている。最後のシーズンだから楽しみたい。何かを考えすぎたり、自分に重圧をかけたりすることはない。1日、1日のことを考えていつも通りベストを尽くすだけだ。必要なレベルに達するように、いつも必死に練習している」
2016年のリオデジャネイロ五輪では男子100メートル、200メートルで3連覇を達成したボルト。世界陸上でも有終の美を飾れるか。
《岩藤健》
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