南野拓実が所属するザルツブルクはオーストリア・ブンデスリーガで優勝。ライプツィヒはドイツ・ブンデスリーガで2位に入りそれぞれ来シーズンのCL出場権を獲得した。だが両クラブはともに飲料メーカー大手のレッドブルを事実上の親会社としており、同一資本の2クラブが出場することを禁止する大会規定に抵触するのではと議論になっていた。
どちらか一方しかCLに出場できないのではとファンに気を揉ませた問題だが、UEFAは公式サイトで「大会規約の第5条(大会の完全性)の規定に違反はなかった」との見解を示している。
今回の決定に関して『BBC』は、「レッドブルは2005年にザルツブルクを買収して名前を変更したが、現在はクラブへの支配権は持たず単にスポンサードしているだけである」と伝えた。
UEFAの考えではクラブに支配権を行使できる存在は、クラブ総収入の30%以上を出資する個人または法人が目安になる。このラインを超えないようにレッドブルは動いてきた。
#RBL have officially been admitted into the @ChampionsLeague, after #UEFA made a decision on the matter today.
— RB Leipzig English (@RBLeipzig_EN) 2017年6月20日
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両チームのCL出場が決まったことにファンからは、「このために以前から用意周到に立ち回ってきたからね」「南野はしっかり結果残して、ライプツィヒは旋風を起こしてほしいね」「ライプツィヒ、ザルツブルク問題は解決したか」などの声が寄せられている。