ビーナスとセリーナが準決勝突破、全豪女子シングルス決勝は姉妹対決 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ビーナスとセリーナが準決勝突破、全豪女子シングルス決勝は姉妹対決

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ビーナス・ウィリアムズ&セリーナ・ウィリアムズ 参考画像(2017年1月22日)
  • ビーナス・ウィリアムズ&セリーナ・ウィリアムズ 参考画像(2017年1月22日)
  • ビーナス・ウィリアムズ(2017年1月26日)
  • セリーナ・ウィリアムズ(2017年1月26日)
  • テニス イメージ(c)Getty Images
全豪オープンテニスは1月26日に女子シングルス準決勝が行われ、第13シードのビーナス・ウィリアムズ、第2シードのセリーナ・ウィリアムズが勝ち上がった。今年の全豪オープン決勝はウィリアムズ姉妹の対決に決まった。

準決勝第1試合でココ・バンダウェイと対戦したビーナス。第1シードのアンゲリク・ケルバー、第7シードのガルビネ・ムグルサを破って勝ち上がってきたバンダウェイのパワーと強気のテニスに苦戦する。第1セットはバンダウェイの攻撃的なリターンに苦しみ落としてしまった。

だが、第2セットからビーナスは長いキャリアで培った経験を武器に、バンダウェイを揺さぶる。憧れの存在と話すビーナスからの勝ちを意識してか、バンダウェイの動きが悪くなったこともありビーナスが1-1に追いついた。

第3セットに入ってバンダウェイも持ち直してくるが、ビーナスがこのセットも奪って勝利した。勝利インタビューでビーナスは苦しかった試合のことを振り返り、米国テニス界の充実ぶりにも喜んだ。

「この勝利は私にとって非常に大きな意味を持っています。試合の大半は彼女が信じられないほど良いプレーをしていて、私はディフェンスに回らされました。リラックスできる瞬間はなく、このような試合を勝ち抜いて決勝に進めること、そしてアメリカのテニス界に興奮しています」

この試合のあとに行われた準決勝第2試合では、セリーナがミリヤナ・ルチッチ=バロニに6-2、6-1で完勝。姉の待つ決勝に駒を進めている。

グランドスラムでウィリアムズ姉妹の対決が実現するのは、2009年のウィンブルドン以来。そのときはセリーナが勝利している。


決勝進出を決めたウィリアムズ姉妹にファンからは、「ビーナス決勝進出おめでとう。今年はベテラン復活の流れだね」「ビーナス。すごい。感動した」「ビーナスが大喜びしてる姿で私も泣けた」「若手の強豪たちを破っての堂々たる決勝戦」「姉妹で頑張っていい試合を見せてほしい」などの声が寄せられている。
《岩藤健》

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