女子テニスの台湾オープンは2月14日、シングルス決勝が行われた。第2シードの土居美咲は第1シードのビーナス・ウィリアムズと対戦。元女王に挑んだ土居だったが4-6、2-6で敗れタイトル獲得はならなかった。
グランドスラム通算7勝のビーナス相手に、土居は序盤から劣勢に立たされる。最初のサービスゲームを破られ、ゲームカウントは0-3。しかし、徐々に調子を上げてきた土居は足がよく動き、ビーナスの強烈なショットを粘り強く返し始める。
そして4ゲーム連取して、ゲームカウント4-3まで持っていった。だが、そこからサービスをキープすることができず、あと一歩のところでセットを落としてしまう。
第2セットも劣勢に立たされた土居。最後は強烈なリターンに一歩も動けず、昨年10月以来となるツアー2勝目には届かなかった。
試合後のインタビューで土居は、「地元の方にここ1週間、応援していただいたのをすごく感じた。私にとってもすごく良いトーナメントになったと思う」とコメントしている。
《岩藤健》
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