レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、苦しい戦いが続く現在の状況について「予想していたこと」とコメントした。原因は技術面や戦術面より精神的なものが大きいとしている。
1/22のサウサンプトン戦で0-3の完敗を喫し、降格圏と勝ち点5差の15位にいるレスター。タイトルを獲得した昨シーズンの反動が出ているとラニエリ監督は語った。
「去年は降格を回避するという唯一の目標を持ってスタートした。各試合で勝ち点獲得を目指して戦い、ある時点で首位にいることに気づいた。特別なシーズンになるかもしれないと選手たちも気がついた。それからどうなったかはご存じの通りだ。120%の力を尽くした選手たちが、今シーズン再スタートするのは簡単ではない。技術面や戦術面に問題はないが、適切な集中力を保つのに苦労している」
昨シーズンの王者がなんとか降格を回避しようとする姿は厳しい状況に映るが、これもラニエリ監督は「想定の範囲内だった」と話す。
「シーズン最初の時点で私は勝ち点40が一番の目標だと言った。記者たちは笑っていたが、今シーズンが厳しいものになることは分かっていた」
《岩藤健》
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