すでに決勝トーナメント進出を決めているレスターは主力の大部分を温存。リヤド・マフレズ、ジェイミー・ヴァーディは遠征メンバーにも帯同させず、この試合は岡崎とアーメド・ムサの2トップで臨んだ。
だがレスターは前半6分、アンドレ・シウヴァのヘッドで先制点を許し、26分にも追加点を奪われる。前半終了間際にも1点を失い、0-3の大差で後半へ折り返した。
後半にも2点を許し敗れたレスター。試合後にクラウディオ・ラニエリ監督は、「この結果は私の責任だ。なぜならチームに変更を加えたからだ。後悔はしていないが、何人かの選手はチャンスを逃した」と話している。
「勝つか引き分ける必要があるなら、私はすべての選手を連れて来るだろう。しかし、土曜日にはマンチェスターで難しい試合があるし、我々はグループのトップだ」
主力を温存したことや試合で負けたこと自体は後悔してないと話すが、あまりにもポルトを楽に勝たせてしまったこと、ファイトする姿勢が見られたなかったことには不満を述べた。
REPORT: Read our verdict as a much-changed #lcfc side are beaten by FC Porto in the #UCL: https://t.co/tGvwG3wsx7 #FcpLei pic.twitter.com/eC4pf6CuL6
— Leicester City (@LCFC) 2016年12月7日
イングランド・プレミアリーグでも苦戦が続き、降格圏に近づいてきた昨シーズンの王者。今後が不安視される惨敗にファンからは、「昨シーズンは神がかってたけど今年は厳しいか」「決勝行けるのが決定してたから、モチベーションなかったんじゃない?」「捨て試合だったのか実力なのか」「普段の選手起用が偏ってるのに、今シーズン初出場がCLで選手に何をやれと?」「昨季はラニエリの采配がたまたまハマっただけな気がしてきた。しっかり研究されると厳しい」などの声が寄せられている。
世界を驚かせた初優勝から数ヶ月。イングランド王者は底力を見せられるか。