デトロイト・タイガース時代の2013年にも受賞しているシャーザー。3年ぶり2度目の受賞は、史上6人目となる両リーグでの受賞という快挙。30票中25の1位票を獲得する圧倒的な支持で選ばれた。2位はシカゴ・カブスのジョン・レスター投手、3位もカブスのカイル・ヘンドリックス投手だった。
ポーセロは今シーズン、22勝4敗と大きく勝ち越し、33試合に登板して223イニングを投げた。9勝15敗に終わった昨シーズンの借りを返し、30票中8の1位票と18の2位票を集めた。2位にはタイガースのジャスティン・バーランダー投手が入った。1位票の数では14とポーセロを上回ったが、2位票が2位にとどまり5ポイント差で受賞を逃している。3位はクリーブランド・インディアンスのコーリー・クルーバー投手だった。
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は4位票1票、5位票4票の合計6ポイントで7位タイだった。
Winners of the arms race: @RickPorcello, @Max_Scherzer capture @officialBBWAA 2016 #CyYoung Awards. https://t.co/1950XmsTuS pic.twitter.com/NaOsMOM5Bx
— MLB (@MLB) 2016年11月17日
今年度のサイ・ヤング賞にファンからは、「バーランダー惜しかったな。2012年も僅差で逃してた」「受賞者2名とバーランダー、全員が元タイガースか現タイガース」「安定感ではヘンドリックスだが、相手を牛耳れる力強さも選考のポイントなのかな」などの声が寄せられている。