2014年までタイガースに所属していたシャーザー。対するタイガース先発のジョーダン・ジマーマンも昨季までナショナルズ所属。互いに古巣相手となった試合で7回3安打3失点、3奪三振とまずまずの投球を見せたジマーマンに対し、シャーザーが圧巻の投球を披露した。
初回ふたつの三振を奪うと、二回には三者連続三振。三回以降も順調に三振を奪い、ソロ本塁打で2点は失ったが完投。九回までに20奪三振はメジャー史上4人目の最多タイ記録。
20奪三振の快投を見せたシャーザーにファンからは、「今年は不安定かなと思ったがやっぱりすごいね」「今日はアウト全部三振で取ってやるって感じだった」「27個アウト取るゲームで20個三振はすごい」と驚きの声が寄せられている。
1998年に20奪三振を達成した、元シカゴ・カブスのケリー・ウッド投手も試合後にツイッターを更新して、「おめでとう、シャーザー。今夜は印象的で支配的なパフォーマンスだった」と祝福した。
Congratulations to @Max_Scherzer on an impressive and dominant performance tonight. Welcome to the club! #Filthy
— Kerry Wood (@KerryWood) 2016年5月12日