昨季の準決勝でも対戦し、そのときはアトレティコがアウェーゴールの差で勝ち上がった両チーム。バイエルンは雪辱を期してこの試合に臨んだが、アトレティコの堅い守りを崩せず決定機が作り出せない。反対にアトレティコは前半35分、ショートカウンターからヤニック・カラスコが先制ゴール。
バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督は、後半に入ると21分までに交代カード3枚を使い切る選手起用。なんとか敵地で流れを引き寄せようとしたが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。
アトレティコは終了間際にアントワーヌ・グリーズマンのPK失敗があったものの、ホームで今季ブンデスリーガ無敗のバイエルンを完封した。
この試合にサッカーファンからは、「アトレティコは本当に完成度の高いチーム」「アンチェロッティはマドリー時代から、アトレティコが苦手だった」「アトレティコの守備が堅くて、バイエルンはクロス上げて中で勝負しかさせてもらえなかった」「難攻不落のカルデロン要塞」などの声が寄せられている。