石川佳純選手が、福原選手に向かって日本語で「がんばれー!」と大きな声で応援したところ、審判員に「試合中の選手へのアドバイス」であると思われてしまい、退場させられてしまったのだ。
この時のエピソードについて、福原選手はメダル獲得の翌日に開催された会見で振り返った。ある記者の「伊藤選手が試合をしているときに、(福原選手は)ベンチでも今までにないくらい手を強く叩いていたが、どういった気持ちだったのか」という質問が発端だった。
「ドイツ戦のときに、佳純ちゃんがものすごく応援をしてくれて、退場になってしまったんですけれど、本当にたくさんのパワーをくれたので、私も絶対にそれ以上の気持ちで応援しなきゃいけないなと思った。でも、声を出してしまうと退場になってしまうんだというのがわかったので、これはもう拍手で応援するしかないと思って、拍手にありったけの気持ちを込めていました」
この発言を受けた石川選手は、はにかみながら顔をうつむけ、頬を赤らめていた。
卓球団体女子会見にて pic.twitter.com/bIBgIy9INO
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年8月20日