2.クリスティアーノ・ロナウドが見せたピッチ外での貢献
予選では5得点と大活躍を見せたが、本大会では、グループステージ第2戦でPKを外すなど、本来の実力を発揮できなかった。
決勝ではわずか10分足らずで、負傷退場するなど、不本意な大会になってしまった。だが怪我の治療が終わると、足を引きずりながら、監督のように、テクニカルエリアまで出てきて、ピッチ上の選手にゲキを飛ばした。その姿は、かつての師である、マンチェスター・ユナイデットのアレックス・ファーガソン氏のようであった。このような形で、チームに貢献した選手は、ロナウドが初めてかもしれない。
《荒井隆一》
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