サッカー欧州選手権で伏兵のアイスランドに敗れたイングランド。早期敗退のチームには試合直後から厳しい声が多く寄せられている。
低迷から抜け出し2018年FIFAワールドカップ(W杯)で巻き返すため必要なこととして、現役時代にリバプールやイングランド代表で活躍した、ディビッド・ジェームス氏は「純潔主義からの脱却」を挙げた。
「選手たちはプレミアリーグで外国人監督の指導を受けているが、代表ではイングランドの監督がイングランドスタイルを志向する。それだと結果は今回や2014年のW杯のようになってしまう」
ジェームス氏は代表チームも、プレミアリーグのように外からの血を受け入れるべきだと話した。
「プレミアリーグの監督たちと同じような考えを持った外国人監督を連れてくる必要がある。選手たちはそろっているので良いチームになるはずだ」
今大会でイングランドを率いていたロイ・ホジソン監督が退任。後任人事でイングランドサッカー協会(FA)は、「どんな可能性も排除しない」と外国人監督の可能性を否定してない。
《岩藤健》
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