この試合では戦前から示唆していたとおり4-3-3の布陣を採用した、ミランのクリスティアン・ブロッキ監督。ジャコモ・ボナヴェントゥーラと本田は先発で前後半、延長も合わせ120分間フル出場した。
ミランは前半からチャンスを作り、守備陣もGKジャンルイジ・ドンナルンマを中心にユベントスの攻撃を跳ね返した。だがゴールはないまま90分が終了し、試合は延長に入る。
延長も前半はスコアレス。最後の15分に入るが、ここでユベントスのアルバロ・モラタが大仕事をやってのけた。延長後半3分に投入されたモラタは、その2分後に決勝ゴール。クラブにコッパ・イタリア11度目の優勝と国内二冠をもたらした。
勝ったユベントスにファンからは、「延長後半にモラタ投入からの、モラタ決勝ゴールの流れがドラマチックすぎる」「ユベントスは調子悪そうだったけど、そこでも負けないのが王者か」などの声が寄せられる。
この試合に来季UEFAヨーロッパリーグ出場権をかけ臨んだミランだったが、あと一歩及ばず跳ね返された。またも無冠に終わったチームへは、「ブロッキ監督が就任してから一番良かった。実りある内容だったかはともかく」「ミランずっと今日のフォーメーションだったらな」「ミハイロヴィチ解任してブロッキ就任させてから順位を落とし、コッパも勝てなかったんだから完全に上層部の自業自得としか」といった意見が並ぶ。
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