今季限りでパリ・サンジェルマンからの退団を明言してきたズラタン・イブラヒモビッチが、来季の去就について「近々はっきりする」と公の場で発言した。
「僕の今後は自分だけではなく、他者次第でもあるんだ。僕が望むのは試合に出ることだ。どこでになるかはこれから分かるさ」と話し、マイクを向ける報道陣に笑ってみせた。
イブラヒモビッチの所属先候補としては、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドや、セリエAのACミランの名前が新聞紙面を賑わせている。ミラン復帰について聞かれたイブラヒモビッチは、「ミランとは良い関係を保っている。ミランは好きだし、僕の考えではこれまでプレーした中で最大のクラブだ。ミランを離れたくなかった」と懐かしそうに振り返った。
さまざまな事情から退団したミランを愛着たっぷりに語ったが、一方で「過去は過去。今は未来の話をしている」と話す姿もあり、古巣復帰を明言することはなかった。
《岩藤健》
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