MTBアジアジュニアチャンピオンの竹内遼が2016シーズンはMIYATA-MERIDA BIKING TEAM(ミヤタ・メリダバイキングチーム)で活動する。「4年後の東京オリンピック出場を目指して走っていきたい」と目標を語った。
長野県を拠点とするプロライドチームで平林安里らと走ってきた竹内は木島平村出身の18歳だ。晴天率のいい同地で生まれ育ったことで、ごく自然にMTBに接し、いよいよプロライダーとしての道を歩み始めた。
スタートから飛び出して終始トップを走るなど、荒削りながらも力強くダイナミックな走りを見せる。カテゴリーはジュニアからU23に上がり、シリーズ戦での表彰台と7月のMTB全日本選手権を目標とする。身長167.5cm、体重54kg。上りに強さを見せるが、パワー不足を痛感し、筋トレも取り入れた。
「MTB全日本選手権での優勝と4年後の東京五輪を目指して頑張っていきたい。沢田時選手をはじめ強力なライバルは多いが、レースが行われる長野県の富士見パノラマは得意なコース。プロチームに加入していい環境の中で走れることになったので、全日本では勝負をかけてみたい」
《山口和幸》
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