3月18日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)の組み合わせ抽選会により、ドルトムントは前監督のユルゲン・クロップが率いるリバプール(イングランド)との対戦が決まった。
この結果にドルトムントの現指揮官であるトーマス・トゥヘル監督は、「素晴らしい抽選結果だ」と話し、この試合が特別なものになると予想した。
「スポーツの面でも素晴らしいが、それ以外の意味も分かっている。ふたつの本物のサッカークラブの伝統が、欧州の舞台で激突するということだ。スポーツを超える感情の部分もある。クロップが戻ってくるのは特別なことだ」
2008年から昨季までドルトムントを率い、低迷していたチームを建て直したクロップ監督。久しぶりのブンデスリーガ制覇をもたらした元指揮官は、今でも現地のファンから愛されている。
トゥヘル監督は前指揮官とファンの再会は感動的なものになる、そしてクラブにとっても特別な機会だと話した。
誰もが期待しながら、しかし実現は決勝戦まで取っておきたいとも考えていた注目のカード。ファーストレグは4月7日、ドルトムントのホームで行われる。
《岩藤健》
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