2月18日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは本拠地でポルトと対戦する。試合を前にトーマス・トゥヘル監督は、「ドルトムントはELに本気で取り組む」と意気込みを語った。
欧州でのカップ戦はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)という頂点があるため、どうしてもELは一段下に見られてしまう。クラブによっては国内リーグを優先し、あまり本気で優勝を狙わないこともある。
だが会見に出席したトゥヘル監督は、「今後2試合でELへの姿勢を改めることが非常に大切だ」と話し、本気でタイトルを獲りにいくとした。
「CLで戦えないことを嘆くべきではない。この大会でしっかり戦わねばならない。グループステージより改善が必要だ。それができれば我々は非常に強力で、危険な競争力の高いチームになれる。できなければこのラウンドで終わりになる可能性が高いだろう」
1回戦で対戦するポルトの印象については、「個人のスキルが高くコンパクトな戦いのできるチーム」と評した。
「今季もそうだし過去もそうだったが、ポルトは欧州の舞台で最高のサッカーと特別な姿勢を見せてくるだろう。ポルトはこれまでにも欧州屈指のチームであることを証明してきた」
《岩藤健》
page top