ジョー・リドリーのゴールで後半3分に先制されたリバプール。さらに同16分にジェイムス・ミルナーが2枚目のイエローカードで退場になる。敵地で1点ビハインドに、数的不利まで抱えたリバプール。だが、同27分に相手のミスからボールを奪ったロベルト・フィルミーノが決め、試合を振り出しに戻した。
さらにリバプールは後半51分、スルーパスに抜け出したベンテケがエリア内で倒されPKを獲得。これを自ら決めて終了間際に勝ち越した。
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、同点ゴールを決めたベンテケについて試合後、「正直に言って、我々が1点取りにいくと本当に思った人はいないはずだ。だがベンテケは違った。彼はボールを持ってボックスに入った」と称賛。チャレンジする精神が最後のPKを生んだとした。
だが会見に出席した記者からは、PKに値するほどの接触には見えなかったとの意見も出された。クロップ監督は倒れて当然のプレーだったと正当性を主張した。
「あなたが信じるものについて私には何も言えない。もちろん私はPKだと確信している。走っていて、あのように接触されたら転ぶよ。やってみたらいい。ヒザと足が接触したんだ」
That winning feeling! pic.twitter.com/kIEWUA0q64
— Liverpool FC (@LFC) 2016年3月6日