3月9日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、パリ・サンジェルマン(フランス)は敵地でチェルシー(イングランド)と対戦する。勝ち上がりがかかる試合を前に、パリSGのローラン・ブラン監督が会見に臨んだ。
2月16日のファーストレグでは、ホームで2-1の勝利を収めたパリSG。有利な立場ではあるが、アウェイゴールを奪われたことで余談が許されない状況でもある。ブラン監督は「相手にはウィリアンや(エデン・)アザールのような、非常に速い選手たちがいる」とチェルシーのスピードを警戒した。
「チェルシーの攻撃の選手たちは、30メートルや40メートルや50メートルの距離を非常に速く移動して、相手エリアに危険をもたらすことができる。彼らに十分警戒しなければならない。力を発揮させないように止めるべきだ」
会見に臨んだチェルシーのフース・ヒディンク監督も、アザールの働きが試合結果に大きく影響するだろうとの考えを示した。
「パリでのアウェイゲームのときは、エデンは重い負傷から復帰直後で最高の状態でのプレーを要求することはできなかった。数週間経ってコンディションも戻ってきたので、明日は本来の力を見せられるだろうし見せてくれなければならない」
今季は低調なパフォーマンスで批判されることも多かったアザール。この大一番で勝利につながる活躍は見せられるか。
《岩藤健》
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