3月8日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、レアル・マドリード(スペイン)はセカンドレグで本拠地にローマ(イタリア)を迎える。
前日会見に出席したレアルのジネディーヌ・ジダン監督は、ローマのフランチェスコ・トッティについて「彼は偉大なサッカー選手だ」と話した。
現在39歳のトッティは、今季でローマとの契約が満了を迎える。本人は現役続行を望んでいるが、ルチアーノ・スパレッティ監督の下で出場機会を得られておらず、控え目に言っても両者の関係は良くない。現役を続けるにしてもローマでは難しいだろうというのが大方の見方だ。
対戦相手でもあるジダン監督は、「トッティは偉大なサッカー選手だ。長いキャリアを歩んできたが、まだチームに多くのことをもたらせる」と話している。
一方でレアルの元幹部ホルヘ・バルダーノ氏は、「トッティがローマのレジェンドであることは間違いない。彼はクラブの歴史でトップに来る選手だ」と業績を称えたうえで、「しかし9月で40歳になる。そのことを認めなければならない」と話し、どんな名選手にも終わりの時は訪れると助言した。
《岩藤健》
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