リーガ・エスパニョーラ第27節、首位のバルセロナは3月3日に敵地でラージョ・バジェカーノ戦を行う。2015年10月以来負けていないバルセロナは、この試合に公式戦35試合無敗のスペイン記録がかかっている。
16位ラージョとの試合に、大方はバルセロナの勝利を予想する。だが、チームを率いるルイス・エンリケ監督は、この試合は簡単なものにならないと会見で話した。
「ホームでもアウェーでも、ラージョ戦が簡単な試合になるとは思わない。彼らはパコ・ヘメス監督がチームを率いて以来、素晴らしいサッカーを続けている。タフな試合になるだろう」
リーガで独走してるバルセロナだが、エンリケ監督は気を抜けばすぐに追いつかれてしまうと2位以下の追撃を警戒した。
「いつも通り、一定のプレッシャーを掛けられている。勝者が勝ち点3を得るシステムでは、集中を欠けば高い代償を支払うことになる。簡単にライバルに追いつかれてしまうよ」
戦うたびに各チームのバルセロナ対策が徹底されていくと話すエンリケ監督。今回も激しい抵抗が予想されるが、果たして1988-89年シーズンにレアル・マドリードが作った無敗記録を更新できるか。
《岩藤健》
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