前半17分に先制された広州恒大。ジャクソン・マルティネスがエリア内で倒されPKを獲得するが、このチャンスはシドニーFCのGKにストップされてしまう。それでも同25分、黄博文のシュートが相手DFに当たってゴールネットを揺らし同点に追いついた。
1-1のまま時計が進み、アウェーで引き分けかと思われた後半43分、シドニーFCのミロシュ・ディミトリエビッチに勝ち越しゴールを決められ、広州恒大は試合終了寸前で勝ち点を失った。
ホームでの金星にシドニーFCファンからは、「今夜は素晴らしく力強いパフォーマンスだった」「昔からシドニーFCを応援してきたけど、今夜の試合は中でも最高のものだった」「シドニーFCはお金で勝利が買えないことを示した」など称賛が絶えない。
一方でアジア随一の戦力を誇ると言われてきた広州恒大には、「サッカーは札束で殴り合うゲームじゃないってことだ」「ジャクソン・マルティネスに高額オファーを出すだけの価値があったのか。少なくとも今夜の試合でそれを証明することはできなかった」と厳しい意見が寄せられている。
この結果によりグループHは浦項スティーラーズが勝ち点4で首位、それを浦和レッズとシドニーFCが勝ち点3で追いかけ、広州恒大は2試合終わって勝ち点1の最下位。
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— AFC Champions League (@TheAFCCL) 2016年3月2日