レスターは前節のアーセナル戦、敵地で後半途中まで試合を支配しながら、退場者が出たところから流れを変えられ敗れた。クラウディオ・ラニエリ監督は、「退場者が出るまでは、王者のように戦えていた」と選手たちを称賛したが、勝ち点を失ってしまった事実は覆せない。再び勝ち点を積み上げるため、ホームにノリッジを迎えての試合は負けられない戦いだった。
しかし、守備を固める相手からゴールが奪えず、岡崎もゴール前でのチャンスを決められない。流れを変えたいラニエリ監督は後半33分、3人目の交代選手としてレオナルド・ウジョアを投入する。この采配が功を奏したのは終了間際の同44分、右サイドから送られたボールを、ファーで走っていたウジョアが押し込み劇的な決勝弾が生まれた。
ウジョアを途中出場させた自身の判断を、試合後のラニエリ監督も「良い判断だった」と自画自賛。試合結果についても「タフな試合だったが、とても満足している。アーセナル戦での敗戦から立ち直ることが重要だった」と勝ち点3獲得を喜んだ。
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— Leicester City (@LCFC) 2016年2月27日