日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターは2月6日、敵地でマンチェスター・シティと対戦する。首位のレスターと、勝ち点3差で追いかけるシティの直接対決は、優勝争いの行方を占う注目の一戦。
この試合を前に行われた会見で、レスターのクラウディオ・ラニエリ監督は記者からの、「敵地でのシティ戦は今シーズン最大の挑戦か」という質問に答えている。
「我々にとってすべての試合が大きな挑戦だ。いつも言っているように対戦相手が誰かは重要ではない。目の前の相手と戦わなくてはならない」
もし敗れればレスターは勝ち点で並ばれ、得失点差で首位を明け渡すことになる。シティは今シーズン、ホームでの勝ち点数がリーグトップ。激戦必至の戦いをラニエリ監督は、「攻撃的な試合になるだろうね」と予想した。
「なぜなら相手は勝って我々に並びたいだろうし、我々は勝って突き放したいからね。お互いに攻め合った結果、引き分けに終わるかもしれない。サッカーは何が起こるか分からないからね」
優勝争いを続けるチームで岡崎にかかる期待は増している。クロアチア代表FWアンドレイ・クラマリッチが、1月の移籍市場でドイツのホッフェンハイムへ期限付き移籍。好調なチームで出場機会を得られなかったクラマリッチは、EURO2016を良いコンディションで迎えるため決断した。
その穴を埋めるような補強がなかったレスターは、岡崎とジェイミー・ヴァーディ、レオナルド・ウジョアの3人で前線を考えなければならない。今シーズン4得点の岡崎には、さらなるゴールラッシュが求められる。
《岩藤健》
page top