アーセナルのベンゲル監督、ホームでの敗戦を悔やむ「勝てる余地はあった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

アーセナルのベンゲル監督、ホームでの敗戦を悔やむ「勝てる余地はあった」

スポーツ 短信
バルセロナ対アーセナル(2016年2月23日)
  • バルセロナ対アーセナル(2016年2月23日)
  • アーセン・ベンゲル監督 参考画像(2016年2月23日)
  • バルセロナ、敵地でアーセナルに勝利(2016年2月23日)
2月23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、アーセナルはバルセロナに0-2の敗戦を喫した。後半途中まで相手を枠内シュートなしに抑えながら敗れたことに、アーセン・ベンゲル監督は不満を漏らした。

圧倒的な破壊力を誇るバルセロナの攻撃陣に対し、アーセナルは自陣に退いて守りながら、時おり鋭いカウンターでチャンスを作った。バルセロナは後半4分まで枠内にシュートを飛ばせず、前半の勢いだけで言うならアーセナルが先に点を獲ってもおかしくない試合だった。

だがフィニッシュの精度を欠き、もたついている間にバルセロナ自慢の"MSN"が電光石火のカウンターを発動。リオネル・メッシにゴールネットを揺らされてしまう。

勝機があった試合をホームで落としただけに、会見に出席したベンゲル監督も「勝てる余地はあった。私にとっても悔いが残る」と悔しそうに語った。

「相手に敗れてどうしようもなかったと思えることもあるが、今夜は勝てるチャンスがあった。試合に勝てると思った瞬間に、相手に勝利を与えてしまった。2点ともだが、特に1点目のような形で失点したのは残念だ。完全に我々の責任であり言い訳はできない」

「誰もが知っているとおり、相手のほうが力のあるチームだ。それでも今夜は最後まで守備の規律を保っていれば、勝てたゲームだと思う。去年のモナコ戦と同じだ。まったく同じ形でやられてしまった」

ベンゲル監督からは、「バルセロナが突破する確率は95%。だが我々はアウェーに行きプレーする。そうしなければチャンスはゼロだ」との言葉もあった。絶体絶命の窮地に追い込まれたが、最後までアーセナルは希望を捨てず戦い続ける。
《岩藤健》

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